保険やお金、暮らしに役立つ情報をお届けするお役立ちコラム。比較検討・見直しの際に知っておきたい保険選びのノウハウが満載です。
ひと昔前は「ゴルフを楽しむ人は減少傾向」とも言われていたのですが、実際はどうなのでしょうか。
経済産業省の調査によれば、コロナ禍の影響で2020年春頃には一時的にスポーツ施設全体が不況となったものの、同年夏頃から2021年9月現在まで、ボウリング場やフィットネスクラブなどに比べ、ゴルフ場・ゴルフ練習場が群を抜いて活況であることが窺えます。
参考:経済産業省「第3次産業活動指数」(2021年11月16日更新)
広々とした屋外で3密を気にせず体を動かせることから、追い風を受けるゴルフ界。“ブーム到来”とも言われるなか改めて確認しておきたいのが、ゴルフの基本的なマナーやトラブル対策です。
ゴルフは老若男女問わずプレイできるためスポーツのなかでも穏やかなイメージを持ちがちですが、一歩間違えれば、ケガやトラブルに見舞われることもあります。
【トラブルの例】
ゴルフ用品の破損や盗難は、ゴルフ場だけでなく打ちっぱなしでも、始めたばかりの初心者でも遭う恐れがあるので注意が必要です。ゴルフ用品は価格が高いものも多く金銭的にもショックが大きいですし、折れたシャフトが飛んで人に当たると非常に危険です。
トラブルに巻き込まれないためにも、ゴルファーとしてのマナーや事前の対策方法を確認しておきましょう。
ゴルフは紳士のスポーツとも呼ばれ、いくつものマナーが存在します。人を不快にさせたり危険にさらしたりしないよう、特に以下のような基本的なマナーをきちんと守ることが大切です。
ゴルフクラブが折れたり、ヘッドが割れたりしてしまう原因としては以下のようなことが考えられます。
ゴルフクラブは丁寧に扱い、メンテナンスも怠らないようにしましょう。定期的に汚れやサビを落としてきれいに使用すれば、クラブの寿命が延びるだけでなく、グリップ力の向上などスコア面によい影響をもたらすことも期待できます。
ゴルフに関するさまざまな事故やトラブルを補償してくれるのが「ゴルファー保険」です。月額数百円ほどでかんたんに加入できることが多く、お財布に優しい範囲内で対策できます。
ここからは、ゴルフ初心者こそ加入しておくと安心な「ゴルファー保険」について詳しく紹介していきます。
ゴルファー保険は、保険会社やプランにもよりますが、たとえば以下のようなときに役立ちます。
費用の補償はもちろんですが、相手方がいる場合には間に入って自分の代わりに示談交渉してくれるサービスがあるところもあります。また、偶然起きた不幸な事故だけでなく、ホールインワンの祝賀会費用の補償に対応している保険もあります。
事故やトラブルはできるだけ避けたいものですが、いくら気を付けていても起きる可能性をゼロにすることはできません。もしもの事態に陥ったときに困らないよう、事前に想定して備えておくと安心です。
ゴルフはコロナ禍でも密を避けて楽しめることもあり、近年新たに始める若い世代も増えているようです。一方で、ちょっとした不注意で誰かの身体や所有物を傷付けてしまったり道具が急に破損したりしてトラブルに発展してしまうこともあります。
せっかくゴルフをするなら、嫌な思いをせず楽しい思い出にしたいもの。安心して思う存分プレーできるよう、あらかじめゴルファー保険に加入したり、最低限のマナーやトラブルの防ぎ方を心得て対策しておきましょう。
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