JP損保サービス
しっとくたよりり便知っ得保険に関する豆知識をお届けします

保険やお金、暮らしに役立つ情報をお届けするお役立ちコラム。比較検討・見直しの際に知っておきたい保険選びのノウハウが満載です。

キャンプ、ランニングをする人に必要な保険とは?

■キャンプ、ランニング中に起こるケガにはどんなものがある?

キャンプやランニング中にケガをする場面を考えてみましょう。次のような状況が起こることがあります。

<キャンプ>
・調理中にやけどをして病院で治療した。
・テントを設営するロープに引っかかって転び骨折して入院した。
・目的地からの帰りに、交通事故に遭ってケガをして入院した。

<ランニング>
・足首をねんざして通院した。
・後ろから来た自転車に気づかず接触してケガをして入院、手術した。

ケガを補償対象とする保険を傷害保険と言います。医療保険に加入していれば、病気だけでなくケガの場合も入院、手術の補償に該当するときは保険金が支払われます。通院補償は、特約で付加できる医療保険が一部ありますので、「ケガだけを補償する保険は必要?」と思われるかもしれません。

しかし、医療保険の通院特約は、入院保障に該当する入院の前や退院後に通院したときにのみ保険金が支払われますので、上の例のやけどやねんざのように通院治療のみの場合は、保険金を受け取ることはできません。

■スポーツやキャンプ、ランニングをする人におすすめしたい保険とは?

スポーツやキャンプ、ランニング中のケガを補償できる保険の種類をご紹介します。

●普通傷害保険

国内、国外を問わず、自宅や職場、旅行中など日常生活で起こるケガについて補償を受けることができます。ケガだけでなくケガによって亡くなったり後遺障害が生じたりした場合も対象になっています。加入する方の職業の危険度により、保険料が異なります。一方で、年齢によって保険料が変わることはありません。

●国内旅行傷害保険

国内を旅行中の事故によるケガが補償の対象です。賠償責任、携行品損害、救援者費用等の補償が、特約で付加できます。補償の期間は自宅を出発してから自宅に戻るまでとなります。

ケガの補償を対象としている傷害保険は、健康状態について告知する必要がなく、年齢や性別によっても保険料は変わらず、比較的安価であることが特徴です。補償内容が商品ごとに異なりますので、目的に合った保険を選ぶことができますね。

■補償の落とし穴?!補償の対象にならないケガに注意

傷害保険はケガの補償を対象とする保険ですが、対象にならないケガもあることを知っておきましょう。傷害保険の支払い対象になっているケガは、「急激」、「偶然」、「外来」の3つの要件を満たしたケガに限られています。

つまり、「突発的に発生し、予測が不可能な身体の外からの作用を原因としたケガ」をした場合に対象としてみなされ、急激性のない靴ずれや車酔いなどの場合は対象になりません。

また、保険金の支払いを受けるには、原則、医師の治療が必要になりますので注意しましょう。接骨院、整骨院等に通院した場合は、脱臼、骨折、打撲、捻挫のみ、鍼(はり)、灸(きゅう)、マッサージなどは、医師の指示に従って行われた場合にかぎり、支払いの対象となります。

■加入している保険の補償内容を確認してから検討しよう

キャンプやランニングを楽しむときに心配になるケガの補償については、入院を伴わない通院治療も対象になっている傷害保険で備えることができます。詳細の補償内容、加入している保険の内容はお近くの代理店さんに問い合わせしてみましょう。

※ご契約にあたっては、必ず「重要事項説明書」をよくお読みください。ご不明な点等がある場合には、お問い合せください。
※取り扱い保険会社及び保険商品について、ご不明な点等がある場合には、お問い合せください。
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